建設機械を省略して建機(けんき)とも呼称される。人力で施工することが困難な作業を機械化したものがほとんどである。高度経済成長の時代に高層建築や道路整備などで建設機械が日本の社会資本整備に果たした成果は大きい。20世紀末から21世紀現在では、公共事業のコスト削減が叫ばれており建設機械にはさらなる作業の効率化などの役割が求められる。

国内での建設機械需要の50%強は、レンタル機の活用に移ってきている。建設業者の経営合理化に向け、機械経費削減のために、この流れはまだまだ加速している。

免許・資格
建設機械はその操作・運転に際し危険を伴うため、労働安全衛生法などで就業制限の規定が設けられている。事業主は、所定の技能講習等を受けていない者に操作・運転をさせてはならないし、労働者(作業者)はそれらの資格が無いのに運転してはならない。もし、資格を持たずに操作・運転したり、させた場合、事業主は6ヶ月以下の懲役もしくは50万円以下の罰金、無資格で操作・運転した者は50万円以下の罰金に処せられる

受講資格

講習科目

車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転技能講習
  1. 走行に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識(4時間)
  2. 作業に関する装置の構造、取扱い及び作業方法に関する知識(5時間)
  3. 運転に必要な一般的事項に関する知識(3時間)
  4. 関係法令(1時間)
  1. 走行の操作(20時間)
  2. 作業のための装置の操作(5時間)

※学科・実技とも、修了試験が課せられる。

車両系建設機械(解体用)運転技能講習
  1. 走行に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識(4時間)
  2. 作業に関する装置の構造、取扱い及び作業方法に関する知識(4時間)
  3. 運転に必要な一般的事項に関する知識(2時間)
  4. 関係法令(1時間)
  1. 走行の操作(20時間)
  2. 作業のための装置の操作(4時間)

※学科・実技とも、修了試験が課せられる。

技能講習

車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転技能講習 - 機体重量3t以上を含めた全ての車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)

特別教育

講習科目

小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)の運転の業務に係る特別教育
  1. 小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)の走行に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識(3時間)
  2. 小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)の作業に関する装置の構造、取扱い及び作業方法に関する知識(2時間)
  3. 小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)の運転に必要な一般的事項に関する知識(1時間)
  4. 関係法令(1時間)
  1. 小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)の走行の操作(4時間)
  2. 小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)の作業のための装置の操作(2時間)
運転できる車両系建設機械